円錐の最短距離
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問題13
図に示した立体は、頂点がO、底面が長さ15cmの線分ABを直径とする円、母線の長さが30cmの円すいである。
2点C,Dは母線OB上にあり、OC=CD=DBである。点Pは母線OA上を動く点である。図のように点Cから点Pを経由して点Dまでひもをかける。
ひもの長さが最も短くなるように点Pをとるときのひもの長さは何cmですか。
図に示した立体は、頂点がO、底面が長さ15cmの線分ABを直径とする円、母線の長さが30cmの円すいである。
2点C,Dは母線OB上にあり、OC=CD=DBである。点Pは母線OA上を動く点である。図のように点Cから点Pを経由して点Dまでひもをかける。
ひもの長さが最も短くなるように点Pをとるときのひもの長さは何cmですか。
方針
(1)の問題の考え方
ひもの問題は展開図を書いて、ひもが直線になればよい。
(1)展開図をかく。
以下のような図を書く。(必要なとこだけ)
すると、線分CDを求めればよいことがわかる。
ここでおうぎ形の角度に注目する。
(角度がわかれば三平方の定理が使えるから)
おうぎ形の弧の長さは中心角をaとすると、
$30×2×π×\displaystyle \frac{a}{360}$・・・➀
また、弧の長さは円周と同じなので
$15×π$・・・➁
➀=➁より
a=90°
△OCDに三平方の定理を用いて、
$CD²=OC²+OD²$
$CD²=10²+20²$
$CD=10\sqrt{5}$
不明点があればコメント欄よりお願いします。
ディスカッション
コメント一覧
さらに応用なのですが、α≠90の場合,辺CDと頂点Oの最短距離をHとしたときの線分OHの長さを求めるために
「CHをxとしてHDは(10√5-x)、
つまりx²+OH²=OC²、(10√5-x)²+OH²=OD²
OCとODは分かるから
これを連立方程式で解く」っやったら答えが違ったのですが、何故ダメなのですか?
この問題はα=90°になるようにしてある問題だからまず前提のα≠90°が間違いだよ。
線分の長さもα=90°になるように調整してあるからね。