円が2つある相似の証明問題と面積を求める問題
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(1)∠ACBの大きさを求めなさい。
(2)△ABC∽△ADBを証明しなさい。
(3)図2は図1において、点Dでℓに接する円O’を書いたものである。線分OO’をひき、ℓとOO’との交点をEとする。OO’=5cm、円O、O’の半径をそれぞれ1cm、2cmとするとき、線分DEの長さを求めなさい。
(4)図の3は、図2において、線分DOをひいたものである。∠DO’Oの二等分線とDOとの交点をFとするとき、△DO’Fの面積を求めなさい。
(1)円周角の定理より、∠ACB=90°
△ABCと△ADBにおいて、
接線と円の関係より∠ABD=90°
(1)より∠ACB=90°
なので∠ACB=∠ABD・・・➀
∠Aは共通・・・➁
➀、➁より2角がそれぞれ等しいので、
△ABC∽△ADB
図のように補助線(垂線)を引き、Hを置く。△OHO’に三平方の定理を用いて、O’H=4cm
また、△OBE∽△OHO’(2角が等しい)ので、BEの長さは
$OB:OH=BE:HO’$
$1:3=BE:4$
$BE=\displaystyle \frac{4}{3}$
よってDEの長さは
$DE=4-\displaystyle \frac{4}{3}$
$DE=\displaystyle \frac{8}{3}$
図のようにIを置き、IOを結ぶ。
△DO’F=△DIO’+△DIFで考える
△DIFを求める。
角の2等分線より、
$DF:FO=O’D:O’O$
$DF:FO=2:5$
O’Eの長さは三平方の定理より、
$O’E²=O’D²+DE²$
$O’E²=4+\displaystyle \frac{64}{9}$
$O’E=\displaystyle \frac{10}{3}$
先ほどと同様に角の2等分線より、
$DI:IE=O’D:O’E$
$DI:IE=2:\displaystyle \frac{10}{3}$
$DI:IE=3:5$
これよりIEの長さは
$IE=\displaystyle \frac{5}{8}×DE$
$IE=\displaystyle \frac{5}{8}×\displaystyle \frac{8}{3}$
$IE=\displaystyle \frac{5}{3}$
これより△DIFの面積は
△$DIF=\displaystyle \frac{2}{7}$△$DIO$
△$DIO=\displaystyle \frac{3}{5}$△$OIE$
ゆえに
△$DIF=\displaystyle \frac{2}{7}×\displaystyle \frac{3}{5}$△OED
△$DIF=\displaystyle \frac{6}{35}×\displaystyle \frac{5}{3}×1÷2$
△$DIF=\displaystyle \frac{1}{7}$
△DIO’を求める。
△$DIO’=2×1÷2$
△$DIO’=1$
これより求める面積は
△$DO’F=1+\displaystyle \frac{1}{7}$
△$DO’F=\displaystyle \frac{8}{7}$
不明点があればコメント欄よりお願いします。
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